2008年 12月 01日
僕の憧れだった人 |
昨日、僕の高校時代の憧れだったロックバンド、ラウドネスのドラマー樋口宗孝さんが
肝細胞ガンで亡くなりました。
僕は今でこそパーカッションを叩いてますが、中学・高校時代はドラムに夢中でした。
当時は、TMNやB'z、GUNS and ROSESなどのコピーバンドをやってましたが、
X JAPANもよく聞いてました。
そのX JAPANのベーシスト TAIJIがX JAPANを脱退して移籍したバンドがラウドネスでした。
それまで、バンド名は聞いたことがあったけどラウドネスの曲は聴いたことがなかったので、早速CD屋でアルバムを購入。
・・・・・・・シビれました。。。
ガツンと後頭部を殴られたような衝撃。
今まで聞いてた音楽とは違う、凄まじいエネルギーの塊みたいなものを感じました。
当時、人気だったX JAPANやLUNA SEAのドラムのセッティングがバスドラを2つ使って
両足でドカドカ鳴らして叩くスタイル。
でも、樋口さんはあくまでバスドラ1つ。
しかし、何度CDを聴いてもバスドラを2つ使ってるようにしか聞こえない。
疑問に思って本屋でCDのスコアを買ってみるも、どうやってもバスドラ1つではできないような譜面になってる。
その疑問が解けなくて、何度も何度もCDを聞きまくりました。
それでもわからず、本屋で音楽雑誌に「樋口宗孝」と書いてあるのを買いあさりました。
そしてやっと謎が解けた。
樋口さんは片足をものすごい速さで動かして、あたかもバスドラが2つあるかのような
サウンドを作ってた。
信じられないけど、単純明快。 納得。
その頑固な演奏スタイルにさらに惚れ込み、樋口さんが大好きになりました。
自分が使うスティックもすべて樋口宗孝モデル。
自分の演奏スタイルもバスドラ2つは使わずに、あくまで片足だけで難しいことをすることに固執しました。
その後大学に進み、偶然にもパーカッションを始めるようになって聴く音楽のジャンルも変わり、ロックから離れていきました。
そして、去年くらいかな。
ネットでラウドネスがまだ活動していて、樋口さんも現役で叩いてるっていうのを知ったのは。
驚いたと同時に、すごくうれしかった。
HPの写真を見ると、やっぱりバスドラは1つ。
変わってなかった演奏スタイル。
その後、ニュースで樋口さんがガンだということを知り、今日亡くなったというニュースを見ました。
なんとも言えない虚無感。
肝細胞ガンが厄介なガンであることは知っていたけど、
心のどっかで生還してくれると思ってた。
だって、人間離れした演奏してる人だもの。
40歳過ぎても信じられないようなエネルギーで演奏してる人だものって。
やっぱりガンって憎いです。
自分の母親をあの世に送ったのもガン。
自分の青春時代の憧れのドラマーを殺したのもガン。
自分もいつかガンに挑戦状を叩きつけられるのだろうか?
そのときがいつ来てもいいように、身体と精神を鍛えておこう。
2人の仇を討つために。
肝細胞ガンで亡くなりました。
僕は今でこそパーカッションを叩いてますが、中学・高校時代はドラムに夢中でした。
当時は、TMNやB'z、GUNS and ROSESなどのコピーバンドをやってましたが、
X JAPANもよく聞いてました。
そのX JAPANのベーシスト TAIJIがX JAPANを脱退して移籍したバンドがラウドネスでした。
それまで、バンド名は聞いたことがあったけどラウドネスの曲は聴いたことがなかったので、早速CD屋でアルバムを購入。
・・・・・・・シビれました。。。
ガツンと後頭部を殴られたような衝撃。
今まで聞いてた音楽とは違う、凄まじいエネルギーの塊みたいなものを感じました。
当時、人気だったX JAPANやLUNA SEAのドラムのセッティングがバスドラを2つ使って
両足でドカドカ鳴らして叩くスタイル。
でも、樋口さんはあくまでバスドラ1つ。
しかし、何度CDを聴いてもバスドラを2つ使ってるようにしか聞こえない。
疑問に思って本屋でCDのスコアを買ってみるも、どうやってもバスドラ1つではできないような譜面になってる。
その疑問が解けなくて、何度も何度もCDを聞きまくりました。
それでもわからず、本屋で音楽雑誌に「樋口宗孝」と書いてあるのを買いあさりました。
そしてやっと謎が解けた。
樋口さんは片足をものすごい速さで動かして、あたかもバスドラが2つあるかのような
サウンドを作ってた。
信じられないけど、単純明快。 納得。
その頑固な演奏スタイルにさらに惚れ込み、樋口さんが大好きになりました。
自分が使うスティックもすべて樋口宗孝モデル。
自分の演奏スタイルもバスドラ2つは使わずに、あくまで片足だけで難しいことをすることに固執しました。
その後大学に進み、偶然にもパーカッションを始めるようになって聴く音楽のジャンルも変わり、ロックから離れていきました。
そして、去年くらいかな。
ネットでラウドネスがまだ活動していて、樋口さんも現役で叩いてるっていうのを知ったのは。
驚いたと同時に、すごくうれしかった。
HPの写真を見ると、やっぱりバスドラは1つ。
変わってなかった演奏スタイル。
その後、ニュースで樋口さんがガンだということを知り、今日亡くなったというニュースを見ました。
なんとも言えない虚無感。
肝細胞ガンが厄介なガンであることは知っていたけど、
心のどっかで生還してくれると思ってた。
だって、人間離れした演奏してる人だもの。
40歳過ぎても信じられないようなエネルギーで演奏してる人だものって。
やっぱりガンって憎いです。
自分の母親をあの世に送ったのもガン。
自分の青春時代の憧れのドラマーを殺したのもガン。
自分もいつかガンに挑戦状を叩きつけられるのだろうか?
そのときがいつ来てもいいように、身体と精神を鍛えておこう。
2人の仇を討つために。
by sato-de-perro
| 2008-12-01 18:36
| 遠吠え